抜け毛の前兆
抜け毛の前兆はどんな感じ?
脱毛症の予防は、抜け毛の早期発見が重要です。
そのためには、前兆をいち早く発見して、適切な対処をする必要があります。
では、どれくらいの抜け毛があると注意しなければいけないのでしょうか?
一日の抜け毛の本数は
健康な髪の毛の方でも、一日100本程度の抜け毛の量はあります。だから、枕に抜け毛が数本残っていたからといって、すぐに男性型脱毛症を心配する必要はありません。
人の髪の毛には寿命があります。数年の寿命なので、寿命を迎えた髪の毛は抜けてしまいます。そして新しい髪の毛が生えてくるのです。だから、健康な人でも一日100本程度の髪の毛は毎日抜けているのです。
でも、この抜け毛の本数が限度を超えると、どんどん髪の毛がなくなっていきます。といっても、毛穴からまったく髪の毛が生えてこないのではないのです。生えてきた髪の毛が成長できずに、成長途中で抜けてしまうため、髪の毛が無いように見えているだけです。
だから、髪の毛がまったく無いように見える方も、正しく育毛することで、髪の毛が増えるように見えるのです。毛包がある限り、髪の毛は生えてきます。
抜け毛の前兆とは
抜け毛は誰にでもありますが、その数が限度を超えると、生え際が後退していきます。だから、脱毛症の症状の初期の頃にその前兆を見つけることが大切になります。男性型脱毛症は進行性なので、早期発見が治療の重要なポイントになります。
主な抜け毛の前兆としては、以下のようなものがあります。
- 1日の抜け毛の本数が急に増える
- フケ・かゆみ
- ボリューム感が少なくなる
- 頭皮が硬くなる
- コシがなくなる
- 抜けた髪の毛の根元が細い
- 抜けた髪の毛が短い
- 生え際が後退してくる
抜け毛の本数が急激に多くなったら注意しましょう。そしてフケが多くなった、頭皮が痒くなった、頭皮が硬くなったなど、脱毛症になった方に見られる初期の症状です。
また、髪のボリューム感がなくなったり、コシが無くなったりした場合も注意が必要です。
鏡をチェックしてみると、生え際が後退しているようだったら、早く抜け毛対策をしなければいけません。